子どもとメディアの問題について

2024-03-25

日本小児科医会の「子どもとメディア」対策委員会から、子どもに
関係するすべての人々に、現代の子どもとメディアの問題が提起されました。以下に内容を抜粋します。

「わが国でテレビ放送が開始されてから50 年が経過しました。メディアの各種機器とシ
ステムは、急速な勢いで発達し普及しています。今や国民の6割がパソコンや携帯電話
を使い、わが国も本格的なネット社会に突入しました。今後、デジタル技術の進歩はこ
のネット社会をますます複雑化し、人類はこの中で生活を営む時代に進みつつあります。
これからもメディアは発達し多様化して、そのメディアとの長時間に及ぶ接触はいまだ
かつて人類が経験したことのないものとなり、心身の発達過程にある子どもへの影響が
懸念されています。」

対策として以下の具体的な提言がされています。

1. 2 歳までのテレビ・ビデオ視聴は控えましょう。
2. 授乳中、食事中のテレビ・ビデオの視聴は止めましょう。
3. すべてのメディアへ接触する総時間を制限することが重要です。1 日2 時間までを
目安と考えます。テレビゲームは1日30 分までを目安と考えます。
4. 子ども部屋にはテレビ、ビデオ、パーソナルコンピューターを置かないようにしま
しょう。
5. 保護者と子どもでメディアを上手に利用するルールをつくりましょう。

ポスターも3枚作成されてますのでご覧ください。

ポスター1 ポスター2 ポスター3

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