とびひ

2024-03-23

<原因>

すり傷や虫さされ、あせも、湿疹などにばい菌が入りこんで、水ぶくれができて、すぐにつぶれてじゅくじゅくした発疹になります。水ぶくれにはたくさんのばい菌がいるので、かいた手で他の所をかくと、そこにまた水ぶくれが『飛び火』します。

<治療>

1)    ぬり薬:基本的には抗生物質のぬり薬で治療します

2)    抗生物質:とびひの範囲が広かったり、ひどい場合は抗生剤の内服も行います。

ぬり薬はすっかり治るまで続けて下さい。

完全に治りきらないうちにやめてしまうと、またぶりかえします。

<家で気をつけること>

1)    お風呂:とびひの範囲が広い場合に禁止することがありますが、基本的

には石鹸を使って体をきれいに洗いシャワーで流して下さい。

2)    手を洗う:爪を切ってよく手を洗い清潔にすること。

3)    虫さされ、あせもができた時はできるだけ早めに治療しましょう。

4)    タオルは、別々にしましょう。

5)    プール:とびひが乾燥して完全に治るまで控えましょう。

6)    保育園:とびひがひどいときは1—2日休むことがあります。

7)    治療していてもよくならず顔や体が赤く腫れてきた時はすぐに受診して下さい。

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