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けがをした時(傷、打撲、鼻出血)
傷(擦り傷、切り傷)
① 傷口が砂や泥で汚れている時は水道水で流す。
② 出血がひどい場合は清潔なガーゼやタオルなどで圧迫して止血する。
③ キズパワーパッドなどの特別な絆創膏などでキズを密閉して治す。
*医療機関を受診した方がよいキズ
・砂や土、ガラスなどが入り、水で洗い流しただけでは取れないキズ。
・壁にぶつかったり、転んだりした時の傷口がシャープでない深いキズ。外科的な処置が必要です。
#打撲(たんこぶ)
濡れタオルなどで冷やして下さい。嫌がる時は無理に冷やさなくてもいいです。2.3日で小さくなってきます。
#鼻血
少し前かがみにして鼻のやわらかい部分(鼻骨のすぐ下)を両側からつまむ。
*10分たっても鼻血が止まらない場合は受診して下さい。
*ティッシュなどを詰めるとそれを取り除く時に再出血することがあります。
*首の後ろをたたいても鼻血を止める効果はありません。濡れたタオルなどをあてて冷やした方が良いです。
日本小児科学会の子どもの予防可能な傷害と対策のページをご覧ください。
https://www.jpeds.or.jp/uploads/files/sho_jiko_g_a.pdf
クリニックで相談できること(子育てのお悩みはありませんか?)
当院では、風邪だけでなく、乳児の湿疹、健診(育児相談、発達の問題)、アレルギー(アトピー、蕁麻疹、鼻炎、花粉症、喘息、食物アレルギー)、夜尿症(おねしょ)、便秘、漢方治療などにも対応しています。
以下の悩みがある方は気軽にご相談ください。
・赤ちゃんで肌荒れが気になる、市販のクリームを塗っても良くならない
・湿疹が処方された薬を塗ると良くなるがやめるとすぐに悪くなる
・初めての子育てで日々の育児に対して不安があり悩んでいる
・健診や園で発達の問題を指摘された
・身長の伸びが悪い、体重が増えない
・家族に食物アレルギーの人がいて離乳食を進めるのが怖い
・年長さんになっても“おねしょ”が多い
・便が硬く、排便時に痛みがあり、出血をする
・月に何度も熱が出て園を休まなければならない
お知らせ
GW期間中の診療案内
以下の日程で休診とさせていただきます。
マスク着用について
令和5年3月13日以降、マスクの着用は、個人の主体的な選択を尊重し、個人の判断が基本となりました。
”周囲に感染を広げないために、医療機関受診時はマスクを着用しましょう”とされています。
今まで流行のなかった感染症患者さんも多く、クリニックを受診される際は、2歳以下の乳幼児を除いてマスク着用を引き続きよろしくお願いします。
発熱で受診希望の患者様へ
コロナウイルス感染対策として、患者本人が濃厚接触者や接触者の場合、あるいは周囲にそう言った方がみえる場合は、事前に電話でお知らせください。受診時間を調整させていただきます。院内に入らずに車で待機していただき、問診も電話で行い、別室での診察となります。来院前に必ず体温測定をしていただき、可能であれば体重測定もお願します。
乳児湿疹(アトピー性皮膚炎)と食物アレルギーについて
乳児では、アトピー性皮膚炎に食物アレルギーが合併していることが多く(文献的には50~70%)、食物アレルギーが原因となる乳児アトピー性皮膚炎があります。ただし、すべての乳児アトピー性皮膚炎の原因が食物アレルギーではなく、元来アトピー性皮膚炎の子はアレルゲン(アレルギーの原因となる物質)に反応しやすい体質をもっていることが多いと言われています。
アトピー性皮膚炎と食物アレルギーの発症の関係についての考え方は近年大きく変わっています。以前は、赤ちゃんがお母さんのお腹の中にいる間に胎盤を通じてお母さんの食べたものが影響したり、母乳中に微量に含まれる食物タンパク質に反応して、さらに湿疹が増悪したり、本人が食べたときに湿疹やアレルギー症状が引き起こされると考えられていました。そのため妊娠中や授乳中のお母さんの食事制限なども指導されてきましたが、現在では、お母さんの食事制限でアトピー性皮膚炎の発症を予防することはできないと言われています。
アトピーの素因をもつ子どもは、生まれつき皮膚のバリア機能の障害(乾燥したり湿疹ができやすい)があり、生後数ヶ月の特に皮膚が弱い時期に皮膚のバリアの破綻がおきると、お料理などをして空気中に飛んでいるあるいは手や衣服についている微量な食物(卵、ミルク、小麦など)抗原(アレルギーの原因物質)が皮膚から侵入してアレルギー反応ができあがる言われています。
また最近、乳児期に湿疹が2か月以上続いた子供が花粉症になる割合は、他の子供に比べ約1.5倍になると報告されました。生まれつき皮膚の弱い(皮膚がカサカサしているような)赤ちゃんに早期から皮膚のバリア機能の破綻をきたさないようにスキンケアを指導し、保湿剤をしっかり使用することで、食物アレルギーやアトピー性皮膚炎の発症を予防できたとの報告もあります。
乳児期から皮膚炎(乾燥や湿疹)の治療を行うことは、皮膚からのアレルギー物質の侵入を防ぐことになり、さまざまなアレルギーの治療・予防としてたいへん重要であると思われます。
当院では、乳児期に乾燥や湿疹のある場合、適切なスキンケアー(洗い方、保湿剤、外用剤の使用方法)の指導をパンフレットを使用して行っています。乾燥や湿疹が気になる時は気軽にご相談ください。
汗の役割とアトピー性皮膚炎について
汗の役割
- 保湿;皮膚の水分量を保ち、うるおいを与える
- 免疫;汗に含まれる物質が、細菌などから皮膚を守る
- 体温調節;体の熱を発散させ、体温を下げる
汗とアトピー性皮膚炎
今まで汗をかくことがアトピー性皮膚炎を悪化させる原因の一つと考えられてきました。しかし最近では、汗をかく量が少ないことがアトピー性皮膚炎を悪化させる原因の一つになり得ると言われています。実際アトピー性皮膚炎の患者さんは、汗の量が少なく、汗が出るまでに時間がかかる特徴が認められます。汗をかく機能が低下しているため、汗本来の役割が十分に発揮されないことが症状の悪化につながると考えられます。すなわち、汗をかく習慣をつけることで、汗がもっている体に良い働き(保湿、免疫、体温調節)により、アトピー性皮膚炎が悪化しにくい皮膚になります。
汗をかいた後の対策
汗をたくさんかいたあと、そのまま放置しておくとアトピー性皮膚炎の症状が悪化することがあります。汗をかいたら、おしぼりなどで汗を拭きとったりシャワーや流水で汗を洗い流し、衣服を着替えることが重要です。汗を洗い流した後は、保湿剤でスキンケアをしましょう。保湿剤を塗ることで皮膚の保水機能(汗によって与えられたうるおい)を高める効果があります。
日常生活で汗をかくための工夫
- 入浴をする皮膚のバリア機能を回復するための適切な温度は36℃から40℃と言われています。入浴なら38℃から40℃までがよいと思われます。せっけんを使うときは、よく泡立てて、手でやさしく洗い、そのあと十分に洗い流しましょう。
- かるい運動からはじめるいきなり激しい運動をするのではなく、軽い運動でゆっくりと汗をかくことからはじめてみましょう。
- 日常生活を見直す通園、通学などをできるだけ徒歩にする。エアコンを過度な温度設定にしない。28℃設定にして少し汗をかく程度にする。
手足口病
<原因>
原因は、コクサッキーウイルスA16、A10、A6,エンテロウイルス71など、複数のウイルスによります。毎年流行するウイルスが替わり、臨床像も少しずつ異なります。
<症状>
手足口病は、その名のとおり、手足、口に発疹ができる病気です。
手足には水泡が、口の中には口内炎ができます。舌にできることもあり、痛みがあります。熱はほとんどないことが多いですが、2日程度の短期間の発熱がみられることがあります。発疹は手のひら、足の裏、ひざ、おしりなどに比較的よく見られます。症状は通常は比較的軽く、数日で回復しますが、口内炎、特に舌にできた場合は痛みが強く食事や水分がとれずに脱水になる場合があります。合併症としては、無菌性髄膜炎、脳炎、心筋炎、急性弛緩性麻痺などがあります。無菌性髄膜炎、脳炎はエンテロウイルス71による手足口病が流行したときに多く発症するといわれています。
<治療>
特別の治療はありません。自然に回復を待つのみです。口内炎がひどい場合には、痛みどめや口内炎の内服薬を処方することがあります。脱水になってしまった場合は点滴なども行うことがあります。
<家での注意>
口内炎がしみないような飲み物、口当たりの良いもの(プリン、ゼリー、アイスクリーム、さましたおじやなど)を与えて下さい。薄味のものがよいでしょう。
溶連菌と診断を受けた方へ
1.症状の経過・治療について
Q:診断後はどのような経過をたどりますか?
A:抗生剤が良く効くことが多く、1-2日で症状が軽快します。処方された抗生物質を最後まできちんと指示どおりに飲むことが大切です。症状が消えたからといって、自己判断で薬の飲み方を変えたり、薬をやめたりしないようにしましょう。内服を途中でやめると、ぶりかえすことがあります。また、内服を続けていても、症状が続いていたり、再出現した場合は受診をしてください。
2.予防について
Q:うつると聞きましたが、どのようなことに気を付ければいいですか?
A:溶連菌感染症はうつる病気です。予防のためにはうがい、手洗いをしましょう。感染予防のため、タオル、コップ、お箸等は同じものを使わないようにしましょう。家族内に溶連菌の保菌者がいる場合は、家族内でうつしあい、感染を繰り返す場合があります。家族にのどの痛み、発熱など(お父さん、お母さん、年齢の高いお子さんの場合は発熱がなかったり、のどの痛みも軽い場合があります)の症状がある時は、家族全員で受診し治療を受けましょう。
3.登園・登校について
Q:いつから登園、登校できますか?
A:保育所、学校は、抗生剤を2日間飲んで、発熱、発疹、のどの痛みが良くなれば登校可能です。
アレルギーが心配な方へ ― 離乳食のすすめ方
アレルギーが心配なので、離乳食を遅らせたり、摂取を控えたりすることは、かえって食物アレルギーを引き起こす可能性があります。最近の研究では、少量から徐々に摂取することでアレルギーを予防できる可能性があることが証明されています。むやみに制限することはさけましょう。
家族に食物アレルギーの人がいて離乳食を進めるのが怖いなど不安のある人は、
”アレルギーに配慮した離乳食の進め方”についての記事をクリックしてください。
心配な方は、お気軽にクリニックにご相談下さい。
子どもとメディアの問題について
日本小児科医会の「子どもとメディア」対策委員会から、子どもに
関係するすべての人々に、現代の子どもとメディアの問題が提起されました。以下に内容を抜粋します。
「わが国でテレビ放送が開始されてから50 年が経過しました。メディアの各種機器とシ
ステムは、急速な勢いで発達し普及しています。今や国民の6割がパソコンや携帯電話
を使い、わが国も本格的なネット社会に突入しました。今後、デジタル技術の進歩はこ
のネット社会をますます複雑化し、人類はこの中で生活を営む時代に進みつつあります。
これからもメディアは発達し多様化して、そのメディアとの長時間に及ぶ接触はいまだ
かつて人類が経験したことのないものとなり、心身の発達過程にある子どもへの影響が
懸念されています。」
対策として以下の具体的な提言がされています。
1. 2 歳までのテレビ・ビデオ視聴は控えましょう。
2. 授乳中、食事中のテレビ・ビデオの視聴は止めましょう。
3. すべてのメディアへ接触する総時間を制限することが重要です。1 日2 時間までを
目安と考えます。テレビゲームは1日30 分までを目安と考えます。
4. 子ども部屋にはテレビ、ビデオ、パーソナルコンピューターを置かないようにしま
しょう。
5. 保護者と子どもでメディアを上手に利用するルールをつくりましょう。
ポスターも3枚作成されてますのでご覧ください。
夜尿症(おねしょ)について
当院では、「おねしょ」治療(生活習慣の改善指導、内服、アラーム療法)を行っています。 6歳を過ぎても週に数回のおねしょをして、心配な方は、一度ご相談ください。 生活習慣の改善などで、おねしょの回数が少なくなる患者さんもみえます。 年齢が進むにつれて自然に軽快していく子供もみえますが、6歳を過ぎると自尊心の問題もあり、できるだけ早く対応してあげた方がいいと思います。
相談を希望される場合は、受付までお電話ください。 以下に詳しい内容のパンフレットを見ることができるホームページがありますので、 ご覧ください。
RSウイルス感染症
病原体であるRSウイルスが、患者の鼻水、痰などと接触したり、咳などを浴びることで感染し、気管支炎、細気管支炎、肺炎を起こす病気です。
1歳までに50-70%、3歳までにすべての子供がRSウイルスに初めて感染します。乳幼児、特に6か月未満の赤ちゃんが感染すると重症になる傾向があります。流行する時期は、一般には9月から4月頃までで、12月中旬から1月がピークとされていますが、最近では1年を通じて流行がみられます。
症状
咳や鼻水、鼻づまりなどのかぜの症状で始まりますが、しだいに咳がひどくなり(夜間咳で眠れなくなる)、ゼイゼイと苦しそうな呼吸になります。嘔吐などの胃腸症状がみられる事もあります。
2-3日38-39℃台の発熱が続きますが、解熱しない場合は中耳炎を併発することもあります。
治療
特効薬はありませんが、去痰剤などを処方します。熱が続き、夜間の咳がひどい場合は、漢方薬の処方も考慮します。
また、中耳炎を引き起こした場合は抗生剤を処方します。1歳未満の乳幼児は細気管支炎や肺炎、中耳炎などを引き起こし入院が必要なことがあります。
家で気をつけること
1) 室内の加湿:暖房で部屋が乾燥しないように気をつけて下さい。
加湿器をつけるか洗濯物を室内で干したりしてもよい。
2) 水分補給;咳がひどい時は温かい飲み物を少しずつ飲ませましょう。
痰がきれて咳が和らぎます。
3) 食べ物;特に制限はありませんが、咳がひどい時などは、咳でもどす
ことがあるので、お腹いっぱい食べさせないようにしましょう。
花粉症について(2024年度)
今年度のスギ花粉の飛散開始は予想より早く2月上旬から始まり、2月末から飛散増加で症状がひどくなり受診される患者さんが多く受診されました。スギ花粉も3月中旬までは多い日があるようですが、それ以降は減少し、3月末からヒノキ花粉の飛散が増えてきます。毎年、ヒノキ花粉にも反応がある方は、引き続き内服治療が必要です。
花粉症について詳しくはこちらをご覧ください。
当院では、スギの舌下免疫療法を行っています。スギ花粉で毎年お悩みの方はご相談ください。花粉の影響がなくなった6月以降から治療開始となり、遅くとも11月末までに治療を開始する必要があります。舌下免疫療法を開始されている患者さんは症状が軽減し治療効果がみられています。
とびひ
<原因>
すり傷や虫さされ、あせも、湿疹などにばい菌が入りこんで、水ぶくれができて、すぐにつぶれてじゅくじゅくした発疹になります。水ぶくれにはたくさんのばい菌がいるので、かいた手で他の所をかくと、そこにまた水ぶくれが『飛び火』します。
<治療>
1) ぬり薬:基本的には抗生物質のぬり薬で治療します
2) 抗生物質:とびひの範囲が広かったり、ひどい場合は抗生剤の内服も行います。
ぬり薬はすっかり治るまで続けて下さい。
完全に治りきらないうちにやめてしまうと、またぶりかえします。
<家で気をつけること>
1) お風呂:とびひの範囲が広い場合に禁止することがありますが、基本的
には石鹸を使って体をきれいに洗いシャワーで流して下さい。
2) 手を洗う:爪を切ってよく手を洗い清潔にすること。
3) 虫さされ、あせもができた時はできるだけ早めに治療しましょう。
4) タオルは、別々にしましょう。
5) プール:とびひが乾燥して完全に治るまで控えましょう。
6) 保育園:とびひがひどいときは1—2日休むことがあります。
7) 治療していてもよくならず顔や体が赤く腫れてきた時はすぐに受診して下さい。
やけどやけがをした時の湿潤療法について
やけどや切り傷、すり傷をした時に、消毒薬で消毒しガーゼを張ったりしてませんか?
消毒薬は、傷のタンパク質と反応して細菌を殺す効果がなくなる一方で、傷を治す細胞を死滅させてしまい、傷の治りを遅くしてしまいます。また、ガーゼで保護すると傷が乾燥してしまい、傷を治そうとする細胞は乾燥により容易に死滅し、傷の治りを著しく遅らせることがわかっています。
湿潤療法とは?
湿潤療法(しつじゅんりょうほう)は、創傷(特にすりきず)、やけど、褥瘡(床ずれ)などの皮膚潰瘍に対し、「消毒をしない」「乾かさない」「水道水でよく洗う」を3原則として行う治療法です。モイストヒーリング、閉鎖療法、潤い療法(うるおい療法)とも呼ばれています。軽度の擦り傷においては、もともと皮膚にいる細菌に対する耐性が高く、壊死組織や異物(土砂や小石)が傷になければ消毒しなくても化膿することはほとんど無いと考えられています。
湿潤した環境の方が傷の治りがよいことは欧米においては1960年代後半から知られており、湿潤環境を保ち傷を治すという概念はすでに存在していました。しかし全世界的に普及はしておらず、日本国内でも消毒してガーゼをあてる治療法が主流でした。しかし、ようやく2001年ごろから形成外科医のある有名な先生が、積極的に湿潤療法を行い、急速に普及が図られています。当院でも、擦り傷や火傷の患者さんに湿潤療法を行い、傷がきれいに治り有効な治療法であると考えています。
家庭でできる簡易的な湿潤療法
家庭での治療は、軽度のすり傷、切り傷に限って用いられるべきであり、化膿した場合、破傷風予防の観点から、野外での創傷(軽度の擦過傷を除く)、特に木枝や錆びた釘、鉄条網などによる怪我、動物にかまれた傷(狂犬病)などは、家庭では治療を行わずに病院を受診してください。
1)すり傷の場合、大量の水道水、あるいは清潔な水で傷口の汚れを完全に洗い落とします。この時、決して消毒をしてはいけません。土や砂などの異物がある場合は、これをきれいに取り除いてください。うまく取れないときは病院を受診して下さい。また出血があれば圧迫して止血を行ってください。止血が困難な場合などは、家庭で治療を行うべきではありません。
2)傷をきれいに水で洗った後は、家庭用の食品ラップなどを傷より大きめに切り、傷に当てる(保湿効果のある白色ワセリンをラップに塗り患部に当てるとなお良い)。
3)貼ったラップを包帯、医療用紙テープなどにより固定する。
4)ラップは1日に一回。夏などは1日に数回取り替える。この際、流水などで創傷周囲の周囲を洗うこと。薬局などで売っている湿潤療法用絆創膏(キズパワーパッドなど)であっても特に問題はありません。ただしコストは高いです。
5)傷の周囲の皮膚は、特に夏場にかぶれなどにより痒みが強くなりますが、かゆみどめ等の薬剤の使用は控え、ラップ療法を中止し、医師の診察を受けてください。
6)傷がピンク色になり新たな皮膚ができ、痛みがなくなれば治癒完了です。
7)傷が治った部分の皮膚はしみになりやすいため、少なくとも一ヶ月は紫外線に注意してください(衣服により物理的に日光を遮断するなど)。
次のような場合は、直ちに家庭療法を中止し、病院を受診してください。
- 傷の周囲に不自然な発赤、腫れ、むくみなどが見られる場合。
- 痛みが改善しない場合。膿や血液、浸出液が出続ける場合。
- 発熱、悪寒がある場合。
もっと詳しいことを知りたい場合は、リンクの新しい創傷治療を参考にしてください。
BCG接種後に多い問い合わせ
BCG接種後、接種したところが赤くなり針の跡が白くブツブツしてきた。
接種後、2.3日で赤くなったり、針の跡が白ブツブツしてきたらコッホ現象が考えられます。
受診して、必要であればツベルクリン反応(腕に皮内注射をし、48時間後に判定します。)
週末などで、病院を受診できない時は、接種部位をスマホで毎日撮影して受診時に経過をみせていただくと対応に参考になります。
BCG接種後、左脇の下にしこりがある。
BCG接種後、1~2か月後に脇の下のリンパ節の腫大が認められることがあります。大きいものでも2㎝程度までで次第に縮小し自然に治癒します。この程度のリンパ節の腫脹はBCG接種後の正常反応と考えられる範囲内のものです。まれに瘻孔を形成したり、化膿したり、3㎝を超えるほど大きくなれば治療が必要なので受診して下さい。
頭を打ったとき
① 泣いているかどうか確認
② 泣いているなら抱っこをしてあやす。本人もびっくりしているので抱っこしてあやしてあげて下さい。抱いてもずっと機嫌が悪いままという時は病院受診して下さい。
③ 異常がないか確認。頭皮に傷がないか? 手足は動くか? 意識はしっかりしているか? しばらくしてからでも吐く、ぐったりしているなど様子が変だったら病院受診して下さい。
④ 脳の中に出血があると、すぐには症状がなくても徐々に進行することもあります。嘔吐や機嫌不良などの症状が出てこないかチェックしましょう。
⑤ こんな時はすぐに病院へ
意識がなく、ぐったりしている。
手足を動かすと痛がる。
何回も吐く。
目がボーっとしている。
嘔吐 下痢をしたとき
嘔吐した時は吐物が気管につまらせないようにすぐに顔を横にむけましょう。
下痢をした時はおしりがただれやすくなります。ぬるま湯でコットンを湿らせて押さえるようにこまめに拭いてあげてください。
*水分の取り方
1度にたくさん飲ませてはいけません。たくさん飲むと吐いてかえって状態が悪くなることがあります。
吐き気止めの座薬を使った場合は座薬を入れてから1時間以上様子をみて吐くのがおさまってから経口補水液(アクアライト、OS1)を与える。与える時は 1口5mlを5分おきに根気強く。吐くようなら15分~30分後に5mlを飲ませてみる。2回目もだめなら30分後にもう1回挑戦してみる。
母乳(ミルク)栄養児の場合は少しずつ何度も与えてください。その場合、無理に経口補水液に変更する必要はありません。
*下痢のときの食べ物
(乳児)下痢のひどいとき
母乳、ミルク、下痢治療乳(ラクトレス、ボンラクト)、野菜スープ、味噌汁のうわずみ、
りんごのすりおろし汁、
下痢が良くなってきたら
豆腐、パンがゆ、おかゆ、ベビーせんべい、ウエハース、にんじん、かぼちゃの煮つぶし、煮込みうどん、白身魚の煮つけなど
(幼児)*水のような便のとき
アクアライト、野菜スープ、味噌汁、重湯、りんごのすりおろし、
*ドロドロの便のとき
豆腐、パン粥、ベビーせんべい、ウエハース、バナナの裏ごし、にんじん、かぼちゃの煮つぶし
*やわらかい便のとき
お粥、うどん、白身魚の煮つけ、卵、とりのささ身、野菜の煮つけ
*冷たいもの、油っこいものは避けましょう。
#こんな時は病院受診を
・泣いても涙が出ない。
・目が落ちくぼんでいる。
・皮膚、口、舌が乾燥している。
・呼吸が速く眠りがち、あるいは機嫌が悪い。
・1日に6回以上の大量の水様便が出る。
・緑色の嘔吐がある。
・皮膚が冷たく白っぽい、顔色が悪くぐったりしている。
・血便がある。白っぽい便が出る。
・嘔吐が続いて飲んでもすぐに吐いてしまう。
・乳幼児で39.0℃以上の熱がある。
・特に生後4か月未満は38.0℃以上あるとき。
インフルエンザ出席停止期間について
学校保健安全法により、インフルエンザの出席停止期間は、「発症した後5日を経過し、かつ解熱2日を経過するまで」 となっています。(就学前の園児は解熱後3日) 解熱した後2日を経過とは、解熱した翌日から数えて、解熱した日は数えません。 【発症後とは】 ※『発熱』した時が発症で、発熱以外の症状は違います。 ※『発熱』が始まった日は0日目で、『発熱』した翌日が1日目と数えます。 ※『発熱』が始まった日は、数えません。 詳しくは、次をご覧ください。インフルエンザ出席停止期間早見表
子供の便秘について
便秘で悩んでみえる患者さんが多くみられます。 乳児期に離乳食が開始されると便が固まってきて、気張っても排便できなかったり、痛みがあり、出血を伴ったりすることがあります。 その結果、排便を我慢してしまい、何日も排便がなく、余計に便が硬くなってしまい排便ができないと言った悪循環に陥ります。 宿便を来さないように食事や生活習慣に気を付けて便秘を解消し、腸内環境を正常に保つことは健康を維持する上でも重要なことと思われます。以下のパンフレットをご参照ください。
1. 便秘とは? 次をクリックしてください。子どもの便秘(PDF)
2. 便秘の解消法は? 次をクリックしてください。子どもの便秘解消法(PDF)
当院では、便秘の相談を受け付けており、便秘の状況により適切な治療を選択し、経過観察しています。お気軽にご相談ください。
舌下免疫療法(スギ花粉、ダニ)について
舌下免疫療法とは?
舌下免疫療法とは「アレルゲン免疫療法」のひとつで、アレルギーの原因となるアレルゲンを含む治療薬を投与し、体を徐々にアレルゲンに慣らすことによって症状を和らげる治療法です。 現在舌下免疫療法の対象となっているアレルゲンは、スギ花粉とダニのみです。ヒノキなど他のアレルゲンによるアレルギー症状は、今のところ舌下免疫療法の対象ではありません。 アレルゲン免疫療法そのものは100年以上前から行われており、以前は皮下免疫療法とよばれる注射による治療が一般的でした。 2014年からスギ花粉症、2015年からダニアレルギー性鼻炎に対する安全で手軽な治療薬が発売され、舌の下に置く舌下免疫療法が現在は主流となっています。多くの方のつらいアレルギー症状に効果を発揮し、症状を和らげる目的の薬物療法とは違い完治の可能性がある治療法です。 舌下免疫療法は、どこの医療機関でも受けられるというわけではありません。舌下免疫療法の治療薬を処方するために医師は専門の講習を受講しなければなりません。医師が講習を受けていない場合には治療薬の処方ができず、舌下免疫療法は行えません。
当院では舌下免疫療法をおこなっています。ぜひお気軽にご相談ください。
舌下免疫療法の治療についてのQ&A
#舌下免疫療法の対象となる人は?
舌下免疫療法の対象は「スギ花粉症」もしくは「ダニアレルギー性鼻炎」の患者さんです。 診察の際に検査を行い、スギ花粉症またはダニアレルギー性鼻炎であると確定診断を受けた上で治療は開始されます。 また、どちらか片方だけでなく、いずれの症状がある場合にも治療は可能です。
舌下免疫療法に注意が必要な方
スギ花粉症やダニアレルギー性鼻炎であっても、舌下免疫療法を受けられない患者さんもいます。重い気管支喘息をお持ちの方や、がんや免疫系の病気がある方、免疫不全の病気をお持ちの方、妊娠中の方などは治療の適応外です。 その他にも以下のような方はあらかじめ医師に相談しておくことをおすすめします。
- アレルゲン免疫療法の治療でアレルギー症状を引き起こしたことがある
- 気管支喘息がある
- 授乳中である
- 重度の心疾患や肺疾患、高血圧がある
- 他のアレルゲンに対しても反応性が高い
#舌下免疫療法は何歳から受けられますか?
花粉症や鼻炎などのアレルギー疾患の発症年齢が低下しており、子どもがつらい症状に悩むケースも増えています。以前の治療薬は12歳以上が適応でしたが、2018年に11歳以下でも可能な治療薬が発売となりました。服用しやすい即溶性錠剤で、子どもでも比較的簡単に服用が可能です。口の中で溶ける薬ですので1分間唾液を飲むのが我慢できる年齢、大体5、6歳くらいから治療ができると考えられています。
#舌下免疫療法の流れは?
シダキュアを用いたスギ花粉症の治療の流れですが、ダニアレルギーの場合も基本的に同じになります。舌下免疫療法をお考えの方は、下記をご確認ください。
1.初回の診察
初回の診察では問診や血液検査(アレルギー検査)などを行います。 診療時間内にお電話で予約をお願いします。 アレルギー検査の結果を医師が確認し、舌下免疫療法が可能だと判断された場合においてのみ、治療が開始されます。
2.診察・アレルゲン初回投与
初回の診察から1~4週間後に再度受診し、同意書の記入を確認し、医師の指導のもとで治療薬の初回投与を行います。投与後30分は病院内で安静に過ごします。体調などに変化がないことを確認した上で、診察は終了です。
3.自宅での服用
初回の治療薬投与に問題がなければ、翌日から自宅での服用を開始します。1日1回、舌の下に薬剤を置き、1~2分したら飲み込みます。投与後5分間は、うがいや飲食を避けてください。
1週間後に再診して頂きます。
4.増量
1~7日目はアレルゲンの量が少ない薬を投与し、8日目以降は1週目よりもアレルゲンの量を増やして投与します。
5.維持
15日目以降、特に副反応の問題がなければ、同量のアレルゲン投与を毎日続けます。舌の下に薬を置き、1~2分して飲み込んでいただきます。投与後の5分を過ぎるまではうがいや飲食は控えるという投与方法は変わりません。
6.定期的な受診
月に一回定期的に受診し、副作用などがないか確認しながら治療を進めていきます。
#舌下免疫療法の開始時期は?
安全に治療を行なうために、スギ花粉の飛散する前後に舌下免疫療法を開始できません。1月から5月は治療を開始できない時期と考えてください。 また、スギ花粉の飛散が始まる3ヶ月以上前から治療を開始すると効果的ですので、遅くとも11月末までに治療を開始した方がよいと思われます。
#舌下免疫療法にかかる期間は?
舌下免疫療法は基本的には3年を目処として治療を行います。
毎日忘れず治療薬を服用する必要があるため、根気強く続けることが重要です。 ただ、舌下免疫療法は治療期間が長いほど、効果を発揮できるともいわれています。 最初の1年よりも2年目、2年目よりも3年目といった具合に、体の免疫機能が高まるためと考えられています。続けることでより高い効果が期待できるため、1~2年ほどで効果が感じられないからとやめるのではなく、長く治療を行うのがおすすめです。場合によっては3年以上継続することで、長期的な効果も期待できます。
#舌下免疫療法に期待できる効果、いつからあらわれる?
上で述べたように、舌下免疫療法は約3年かけて行う治療です。したがって必ずしも治療をはじめてすぐに効果が感じられるとは限りません。初年度で効果を感じられる方もいらっしゃいますが、数ヵ月後や2~3年後など効果が出るタイミングは人それぞれです。 そのため、焦らずに治療を続けることが何よりも重要です。
舌下免疫療法に期待できる効果
- 症状を和らげ、改善
- 治療薬の減量
- QOL(生活の質)の改善
- 根治の可能性もある
小児は成人に比べて治療効果が高いといわれています。
#副作用があらわれることがある
舌下免疫療法では副作用があらわれる場合もあります。
アレルゲン(ダニやスギ花粉そのもの)が配合された薬を服用するため、アレルギーをもつ患者さんへ投与すると、副作用(副反応)としてアレルギー反応が起こる可能性があります。 従来行われていた皮下免疫療法に比べると格段に安全だとされています。
治療にともなって起こりやすい副反応は以下の通りです。
- 口内炎
- 舌の腫れ
- 口の中の腫れやかゆみ、不快感
- 唇の腫れ
- のどのかゆみや刺激感、不快感
- みみの痒み
これらの副反応は起こったとしても自然に軽快するもので軽微な症状と思われます。
非常にまれですが、アナフィラキシーショックとよばれる急性の過敏反応を引き起こす可能性があります。引き起こされる反応は蕁麻疹やおう吐などの消化器症状、咳や呼吸困難などの呼吸器症状、意識混濁などです。万が一このような状況になった場合には救急車を呼び、できるだけ早く病院で対処してもらうことが非常に重要です。
今年のインフルエンザ予防接種について
今年のインフルエンザ予防接種は10月2(月)から12月29日(金)までの予定です。
予約は、予約システムを使ってお願いします。24時間利用可能です。(下段に予約方法記載あり)
希望日時に予約がとれない場合は受付までご連絡ください。
接種対象年齢は生後6か月からとなっています。
接種料金 1回 3800円(現金でお願いします)
※母子手帳を必ずお持ち下さい
※予診票を予めダウンロードし、記入して来院していただくと待ち時間も短縮されますのでご協力をお願いします。付き添いの方も含め自宅で検温をしていただき、予診票に体温を記入してお持ちください。
3歳未満のインフルエンザワクチン予診票は、ここをクリックしてください。
3歳以上のインフルエンザワクチン予診票は、ここをクリックしてください。
インフルエンザワクチン説明文は、ここをクリックしてください。
※生後6ヶ月から5歳未満の小児は重症化予防のため接種をお勧めします。
※小学生以下の方は2回接種が必要ですが、毎年接種されている小学生の方は1回接種でも効果がみられます。
※大人のワクチン接種について
お子様が接種される時に一緒に接種させていただきます。ご希望の方は受付までご相談ください。
★ インフルエンザワクチン優先の時間帯 ★
(この時間帯は風邪の患者さんも少ないと思われますので、ご利用下さい)
・月曜日 15:20 ~ 16:00 (第3月曜のみ15:30 ~ 15:50)
・火曜日 15:00 ~ 16:00
・水曜日 15:30 ~ 15:50
・金曜日 15:00 ~ 16:00
・土曜日 午前 8:45 ~ 9:20 、 午後 15:00 ~ 16:00
※この時間帯はワクチン接種のみとなっておりますので、投薬はご遠慮下さい
● 予約方法 ●
この画面左上の”電話自動予約受付”の赤のハートマーク(ご予約)をクリック → 予約 →
“インフルエンザワクチン”を選択してください。
(パスワードは生年月日の「〇〇月〇〇日」を4桁で入力して下さい。
例;9月1日であれば0901)
学校の心電図検診、内科検診で異常を指摘された方へ
小学校1年生、4年生、中学校1年生で心臓検診(心電図)で異常を指摘された方へ
当クリニックでは、小児循環器診療を行っており、県内の病院からの紹介を受けています。
受診希望の方は、事前に必ず受付までご連絡ください。(059-233-6600)
その際に、どういう異常を指摘されたか(診断名など)、どういった検査が必要かをお尋ねしますので、学校や紹介先からの資料を参考にお答えください。
小児かかりつけ診療科について
【小児かかりつけ診療料】に関する説明
厚労省が6歳未満の患者様に対し、深い理解をもつ「かかりつけ医」を小児科領域でも推進し、重視していこうという取り組みで始まりました。一人一人の患者様に対し、より深く、総合的な診療を目指すためのものです。一定の基準を満たした施設が”小児かかりつけ医”として認定され、当院もこれに参加致します。
同意された患者様に、小児科の「かかりつけ医」として、次のような診療を行います。
【取り組み内容】
○ 急な病気の際の診療や、慢性疾患の指導管理を行います。
○ 発達段階に応じた助言・指導等を行い、健康相談に応じます。
○ 予防接種の接種状況を確認し、接種の時期についての指導を行います。また、予防接種の有効性・安全性に関する情報提供を行います。
○ 「小児かかりつけ診療料」に同意する患者さんからの電話等による問い合わせに対応しています。
当院がやむを得ず対応できない場合などには、下記の医療機関や、
小児救急電話相談にご相談ください。
連絡先 津市救急・健康相談ダイヤル24 0120-840-299
津市こども応急クリニック 059-236-5501(20時~23時、祝休日)
みえ子ども医療ダイヤル #8000
*6歳未満の患者様で過去に4回以上受診し、小児科かかりつけ医として今後も通院を希望される方へ、同意書記載をお願いしています。これに同意して頂いたとしても、他の小児科を受診できなくなるものではありません。今まで通り他院も受診できますのでご安心ください。
*なお、この制度のご利用により、当クリニックには小児科かかりつけ加算が与えられますが、患者様にとって経済的負担の増加は殆どありません。(医療費受給資格証をお持ちの方のご負担はありません)
患者様・ご家族へのお願い
お薬手帳と母子手帳をご提示ください
○ 緊急時など、都合により他の医療機関を受診した場合には、次に当院を受診した際にお知らせください。(他の医療機関で受けた投薬なども、お知らせください。)
○ 健康診断の結果や、予防接種の受診状況を定期的に確認しますので、受診時にお持ちください。(母子健康手帳に 記載されています。)
虫さされ、あせも、「とびひ」 の子が増えてきました
最近、虫さされやあせも、湿疹で受診される子が増えてきました。
虫さされを掻きこわしたあとや、すり傷、あせも、湿疹が広がりジュクジュクして「とびひ」になってしまう子がもみられます。
虫さされやあせも、湿疹が治らずにひどくなった時は、受診してくださいね。
お家で気をつけること等、詳しいことが当院のホームページの
子供の病気 のコーナー とびひ (← ここをクリックしてね)
にあります。
参考にしてください。
スタッフ募集のお知らせ
当クリニックでは、現在、受付事務、保育士さんを募集しています。
勤務時間については、ご希望をお聞きして相談させていただきます。
詳しくは、お電話(059-233-6600)あるいは外来受診時などに気軽にお尋ねください。
院長