溶連菌と診断を受けた方へ

2024-03-25

1.症状の経過・治療について

Q:診断後はどのような経過をたどりますか?

A:抗生剤が良く効くことが多く、1-2日で症状が軽快します。処方された抗生物質を最後まできちんと指示どおりに飲むことが大切です。症状が消えたからといって、自己判断で薬の飲み方を変えたり、薬をやめたりしないようにしましょう。内服を途中でやめると、ぶりかえすことがあります。また、内服を続けていても、症状が続いていたり、再出現した場合は受診をしてください。

2.予防について

Q:うつると聞きましたが、どのようなことに気を付ければいいですか?

A:溶連菌感染症はうつる病気です。予防のためにはうがい、手洗いをしましょう。感染予防のため、タオル、コップ、お箸等は同じものを使わないようにしましょう。家族内に溶連菌の保菌者がいる場合は、家族内でうつしあい、感染を繰り返す場合があります。家族にのどの痛み、発熱など(お父さん、お母さん、年齢の高いお子さんの場合は発熱がなかったり、のどの痛みも軽い場合があります)の症状がある時は、家族全員で受診し治療を受けましょう

 

3.登園・登校について

Q:いつから登園、登校できますか?

A:保育所、学校は、抗生剤を2日間飲んで、発熱、発疹、のどの痛みが良くなれば登校可能です

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