三重県津市にある小児科(予防接種・乳児健診)、小児循環器のこどもクリニックです。

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鼻水、鼻づまり

鼻に、花粉やほこりなどが入ったときに、これらの異物を外に流しだそうとして鼻水が出ます。ウイルスや、細菌などの病原菌が鼻の粘膜に感染すると、膿の混じったドロッとした鼻水になります。(青鼻) 小さい子供さんは、鼻が自分でかめず、鼻の通り道が細いので、ちょっとしたことで鼻がつまりやすく、いつまでもグスグスしてなかなか治りません。鼻がつまると母乳やミルクが飲みにくい、寝苦しい、機嫌がわるいなどの症状がみられます。鼻づまりを一気に解決する方法はありませんが、以下の方法が有効と思われます。

1)蒸しタオルで鼻を温める

蒸しタオルで鼻を温めると、鼻の周囲の血管が拡張して、鼻のとおりがよくなります。ただし、窒息しないように気をつけてください。

2)鼻の付け根のマッサージ

鼻の付け根(大人だとめがねの当たる場所)を指でもみもみすると、鼻の周囲の血管が拡張して、鼻のとおりがよくなります。ただし、眼を強く押さないように。

3)鼻汁吸引器、生理食塩水噴霧

鼻をうまくかめない場合は、市販の鼻汁吸引器で、まめに吸ってあげてください。お風呂上りなど、鼻水が出やすいときに行うのが有効です。鼻水がつまっていて吸えない時は、生理食塩水(薬局で売ってます)を鼻の穴に噴霧して、その後に鼻汁吸引器で吸うと効果が上がります。

4)内服治療

鼻がかめずいつまでも青鼻が続いて、夕方になると熱が出る場合、鼻に細菌がついていることがあり、その場合は抗生剤を処方することがあります。また、耳が痛いなどの症状がなくても中耳炎を併発していることもあります。発熱もなく、青鼻のみ続き、夜間も鼻づまり、咳のため眠れない場合、漢方薬が有効なことがあります。

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