スギ花粉症

2024-03-11

春先(2月中旬)にスギ花粉が原因で起こるアレルギー性鼻炎・結膜炎を「スギ花粉症」と呼びます。最近では、幼児でもめずらしくはありません。

下記の症状がみられたら、当院で検査が受けられますので、ご相談ください。

症状

鼻・・鼻がムズムズし、くしゃみ、透明な鼻水、鼻づまりが、長く続きます。
鼻づまりのため、頭がボーとしたり、不眠になることもあります。

眼・・眼のかゆみ、充血、涙目。眼をこするとまぶたが赤く腫れることがあります。

検査

鼻水の中の好酸球(アレルギーを起こす白血球)が増加します。
血液中のスギ花粉特異IgE(アレルギーを起こす抗体)が上昇します。

治療

1)抗アレルギー剤の内服;
最も一般的な治療薬です。鼻水や眼のかゆみを止める作用があり、最近は眠気の少ない薬があります。スギ花粉の飛散が開始する1ー2週間前(1月末から2月初旬)から内服すると効果的です。

2)抗アレルギー剤の点眼薬:1日2回の点眼でよい点眼薬もあります。

3)ステロイドの点鼻薬; 症状が強いとき、短期間だけ使います。

4)当院では、スギ花粉の舌下免疫療法を行っています。ご希望の方はご相談ください。

Copyright(c) 2012 はやかわこどもクリニック All Rights Reserved.