プロバイオテイクスと言うのをご存じですか?「適正な量を摂取したときに有用な効果をもたらす生きた微生物」のことで、体表的なのはみなさんご存じの乳酸菌です。腸内細菌叢の組成は、免疫や子供の神経発達、成人病など多くの疾患との関連が報告されています。最近、1歳児のヨーグルト摂取と3歳児での神経発達症の有無についての研究報告がありました。幼児期早期からのヨーグルト摂取(週に1回から4回)が神経発達にとって望ましい腸内細菌叢を構築するとのことです。腸内細菌叢の組成が、善玉菌が多いと、免疫が向上、アレルギーの予防、成人病の予防などに効果があるとの報告があります。1歳になったら、少なくとも週に1回はヨーグルトを摂取して、いろいろな病気の予防のためにも腸内細菌叢の組成を良好に保ちましょう。便秘は腸内環境に影響しますので、当院では積極的に治療をしていますのでご相談ください。